日本矯正歯科学会 臨床研修指定機関 くしま矯正歯科 ~心身の健康は 正しい咬み合わせから~

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歯並びが悪いと

歯並びが悪いとどうして良くないのでしょうか

  歯の働きには 食べ物を咬む(咀嚼)、しゃべる(発語)、顔の形をつくるなどがあります。
歯並びや噛みあわせが悪いと、

生理的に

  1. 前歯や奥歯でしっかりと食べ物を噛むことができない
  2. 発音がしにくい(サ行やタ行が発音しにくくなります)
  3. 顎や骨の正しい発育を阻害する(例えば受け口なら上顎の発育が抑制され、顎のずれがあれば成長により更にひどくなることがあります)
  4. 虫歯発生の誘因(磨き残しが多いからです)
  5. 歯周病の誘因(細かい部分が磨きにくいからです)
  6. 外傷を受けやすい(例えば出っ歯の場合、前歯をぶつけて破折する場合があります)
  7. 顎関節に障害を生じることがある(咬み合わせが悪いと顎の動きも当然悪くなり、顎関節に悪い影響を与えることがあります)
  8. 将来、入れ歯を入れにくいことがある(歯並びが悪いとかみやすい入れ歯を作ることが困難になります)
  9. 口のまわりの筋肉・舌の働きなどに悪い影響を与える
  10. 全身の健康に障害を与える場合がある

心理的に

  • 見た目や側貌が悪いため劣等感をもつことがある

[10]の全身の健康に障害を与える場合があることについて少し詳しく述べておきましょう。
頭は身体全体のバランスいいかえれば重心として極めて大きな役割をしています。
その頭の部分は下顎の上に位置しているわけですから、上下顎の噛み合わせが悪いとそれを補正するように身体全体のバランス悪くなります。
これらは様々な不定愁訴を生じることになります。

 1999年2月に開催されました日本歯科医師会主催の「歯の健康シンポジウム-噛むことと全身機能」において、東京歯科大学の石川学長は『噛み合わせと全身バランス』という基調講演をしておられます。
  日本歯科医師会広報1999年2月25日号から引用しますが "噛み合わせは我々にとっては体の中の杖であるが、よい道連れになる杖と足手まといになる邪魔な杖がある。
噛み合わせと体の歪みについて研究していると、不正咬合の人は、体の重心や移動距離や移動面積が大きいのがわかる。
咬合状態を治療した後では、これらも減る。
下顎のずれ、噛み合わせのずれは、頭と体のしびれを起こすこともある。
よい噛み合わせは健康と福相を作る"と講演しておられます。
右の奥歯と左の奥歯とのバランスが悪いため顎のずれがみられ様々な不定愁訴を訴えられる患者さんの場合には、まず顎の位置を正しい位置に変え、その位置に矯正治療や補綴(人工の歯)処置を行うことにより不定愁訴を改善するわけです。

歯並び  歯並び

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