日本矯正歯科学会 臨床研修指定機関 くしま矯正歯科 ~心身の健康は 正しい咬み合わせから~

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外科的矯正について

 通常、矯正治療は上下の顎に矯正装置を入れて2-3年間通って頂き 毎回装置を調整することにより歯並びを治します。
  それに比べ外科的矯正とは矯正装置を入れ約1年間上下顎それぞれの歯並びを治します。
つぎに10日から2週間程度口腔外科のある病院に入院します。
入院3-4日目に全身麻酔下で口腔外科医による3-4時間の手術を受けてもらいます。
その後上下顎が動かないよう3週間ゴムなどで固定します。その間は流動食になります。
手術や入院には保険が適用できますし当院では矯正治療にも保険の適用が可能です。
退院後また1年間程度さらに矯正治療を続けます。
外科手術の費用は3割負担の場合30万円程度です。
この方法は成人で上顎と下顎とが前後的あるいは側方的に著しくずれている方の場合に行います。

 2006年度には10名の患者さんに外科的矯正を行い喜んでいただきました。
最近当院で行った患者さんT.Kさん(22歳)に体験談を書いていただきました。

 感想文
 私が矯正しようと決心したのは、大学時代に児童福祉施設でアルバイトをした時でした。子どもに「山田邦子に似ている。」と言われ、私のあだ名が「くにちゃん」になってしまったのです。子どもに罪は無いし、まさに「顔で笑って心で泣いて」状態でした。それから直ぐ主治医の先生に相談して久島医院を紹介していただきました。

 久島文和先生に面接していただいた時、あっさりと「受け口ですね。」と言われました。「言いにくい事をはっきり言われる先生だ。」と驚くと同時に、頑張る決心がつきました。
  私の矯正の経過は、まずバラバラの歯並びをある程度まで揃えて、受け口を治す手術、そしてその後の微調整…というものでした。
矯正が始まると、やはり最初はワイヤーを締めると痛みはあるし、歯磨きは面倒くさいし色々制約はありましたが、痛いときは、「痛いということは歯が動いている証拠だな。」と思い、歯磨きは「矯正が終わった時に白い歯でいられるように。」と思って頑張りました。

 手術は矯正を始めてから約1年半後の、今年6月に行いました。私の家族は、やはりメスを入れることに抵抗があったのか、「手術までしなくても…。」と心配顔でしたが、私の決心が固かったので、最後には「そこまで言うなら頑張れ。」と応援してくれました。
しかし手術はやはり甘いものではありませんでした。正直言って手術直後はかなり辛かったです。顔はまるで特殊メイクの様に腫れ上がり、「戻らなかったらどうしよう…。」と青くなったりもしました。
が、腫れは少しずつではありましたが、確実に引いていき、それを眺めるのが楽しみになり毎日鏡で自分の顔を見つめるという、端から見たらおかしな日々が続きました。

 手術後1年がたち今は腫れも引き、友達はみんな「変わった。」と言ってくれ、とても満足しています。自分でも驚いた事は、以前はいつも半開きだった口がきれいに締まるようになった事、奥歯ががっちり噛んでいることが実感できる事、横顔が全然違う事、あとこれは女性の方にしか解らない事ですが、口紅が前歯に付かなくなりました。(これは前歯が凹んだことを意味するのでしょう。)
今では、矯正前の私を知らない人からは「本当に歯がきれいやな」と褒められることも少なくありません。2年半、長かったけれど、本当にあの時決意して良かったです。
決心させてくれた久島先生、治療のためとはいえ、体にメスを入れることを許してくれた親に心から感謝しています。

治療前
▲治療前(T.K.さん)
→ 治療後
▲治療後(T.K.さん)
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